【7月8日『防犯カメラの日』】
防犯カメラの販売施工会社とメーカーのトップが対談
~「記録」から「予防」へ、防犯カメラの進化と未来を語る~

防犯カメラの販売施工を行う、タウンクロス株式会社(本社:福岡県福岡市 代表:辻 亮太 以下当社)と防犯カメラメーカーの株式会社ジャパン・セキュリティシステム(本社:東京都港区 代表:西山智史 以下JSS)が7月8日『防犯カメラの日』を前に、両社の代表による対談を実施しました。
対談では、防犯カメラにかけるそれぞれの想いをはじめ、地域の安心・安全への貢献、防犯カメラの普及に向けた取り組み、そしてAI技術の進化によって広がる防犯カメラの新たな可能性について語り合いました。
両社長の対談をご紹介します。ぜひご覧ください。


―初めに今回の対談に至った経緯をお願いします

: 7月8日が防犯カメラの日ということで、この記念日を制定したジャパン・セキュリティシステムの西山社長にお越しいただきました。
お互い防犯カメラを通して地域社会に貢献していきたいという思いは同じところにあるのですが、今回の対談でお互いの思いを伝えられたらなと思っています。

西山:よろしくお願いします。

―では自己紹介を。

辻:タウンクロス株式会社の辻と申します。防犯カメラを中心とした弱電設備全般、販売施工を全国で行わせていただいております。

西: ジャパン・セキュリティシステム西山と申します。防犯カメラメーカーとして約22年、防犯カメラの製造販売、またはAIカメラを含めたソリューションの展開を中心に事業をやっております。今日はよろしくお願いいたします。

7月8日を賀来会長(ジャパン・セキュリティステム 会長)防犯カメラの日に制定されましたが、制定の経緯これまでの取り組みをお聞かせください

西山:  防犯カメラの日っていうのを7月8日、「なくなれ犯罪」という思いを込めて制定しました。制定したのは十年以上前ですが、
当時、我々が安心安全のために何ができるのかを考えた時に、防犯カメラが、我々の唯一の武器であって最大の武器なので、
じゃあ防犯カメラを1台でも多く世の中に出すことが安心安全な社会の実現につながるんじゃないかという思いで考えました。
ちょうど「犯罪をなくすためにカメラをつけたいよね」ということをずっと考えていて、どうすれば犯罪がなくなるのかなという話の中で、
「な(7)くなれ 犯 (8) 罪」というのが浮かんだんですね。7月8日を防犯カメラの日とすることで、多くの人が「犯罪をなくしたい」という我々の思いに共感してほしい。あとは防犯カメラに触れる機会をより多くして、触れることによって幸せな社会に少しでも近づきたいという思いで、制定しました。

記念日制定、社会貢献などの取り組みをされていますが、その辺について伺いたいです。

西山: 防犯カメラの日に合わせて我々もいろんな企画をここ十年やってきました。毎年やっているのが、防犯カメラというテーマについて川柳を全国の皆様から募って、そこで「これはすごくいいよね」っていうフレーズに対してプレゼントをするという取り組みです。そういった活動をすることで、ひとりひとりの人が防犯カメラに触れてほしい、またはそこで集った意見に基づいて、次の製品づくりや、防犯カメラを広げるためのキャッチフレーズにも使わせてもらっています。また、今回の対談もそうなのですが、パートナー企業様と一緒になって、防犯カメラを使って安心安全につながるような活動を毎年やらせていただいております。

地域のみならず、海外への寄付などもおこなっていらっしゃいます

西山: これは防犯カメラにちなんだ取り組みで、こちらも十年以上やっているのですが、「1カメラ for 10 rice」という取り組みをやっています。防犯カメラ1台売ることに対して十杯分のお米を届けようということで、当初はカンボジアの孤児院に縁があり、実際にカンボジアに見に行った時に、食べるものにも非常に苦労している当時の状況(2014年頃)を見ました。この状況で防犯カメラを寄付しても喜ばないだろうな。それ以上に、その日食べるもの、お腹いっぱいご飯を食べたいっていうのが、そこにいる子供たちが望んでいることだと感じたので、日本で防犯カメラ1台売ることによって得た利益から、お米十杯分を届けようということを毎年やっています。当社では10万台以上の防犯カメラを販売しています。そうなると百万杯分のお米を、カンボジアを中心に、困っている施設にお届けしています。

: 一時、行かれていましたよね、カンボジア。

西山: そうですね。向こうの子供たちもすごく喜んでくれますし、最初に届けた子供たちはもう成人しているはずです。カンボジアもこの十数年で大きく経済が発展して、防犯カメラが身近なものになってきたと思います。当社が関わった子たちが、防犯カメラが本当に必要になった時に、ジャパン・セキュリティシステムを候補の一つとして頭に思い浮かべてくれるだけでも非常にありがたいし、またそこで防犯カメラを使って世の中に貢献できる。それがきっかけになるのではと思っています。

素晴らしい取り組みですよね。辻社長も近年、社会貢献に力を入れていますよね。

:自分が18年前に独立して、自分たちもなんとか食いしばりながら少しずつ積み上げてきました。福岡を発信地として、九州、それから徐々に全国施工できる体制をつくり、日々バタバタしながらもなんとかやってきたのですが、ふと3年ぐらい前に、そういえば地元の福岡に何もできてないのと、社会貢献と言えるものが全くできてないじゃないかということに、はっと気づかされる瞬間があって、これはいかんと。何かできないかと考えたときに、何かカメラを使って貢献ができないかと考え、現在3つの取り組みをしています。一つ目は、警察署を通して、工事まで含めた防犯カメラの寄付をしています。2つ目は企業協賛型で、カメラを設置してもらう企業を募り、協賛いただいた企業には、企業の名前を入れてた防犯カメラ設置中のプレートを掲示しています。3つ目はプラスワンという名称で、カメラを購入いただいたお客様に、公道に向けて設置してもらうという条件でカメラを1台プレゼントしています。これは事件が起こった際に、警察が防犯カメラの映像を捜査に使用していることから、事件の早期解決にも役立てる。街中に防犯カメラが増えれば増えるほど治安が良くなるのではという、ほんの少しの足がかりにでもなればということで、おこなっています。

西山: 素晴らしい。やはり外に向いたカメラは必要ですよね。

: そうなんですよ。もちろん自分たちの身を守るため、財産を守るためにカメラ設置をしていると思うんですが、同時に町の防犯に寄与していただけないかという想いです。

西山: 社会の目として有効活用できるので、世の中にとっては非常にいい取り組みだと感じました。

JSSは福岡の久留米で創業ですが、創業秘話など聞かせてもらえますか

西山: 当社の創業から今22、3年経つのですが、創業は福岡の久留米という土地です。久留米の津福という郊外で、ちょっと道を抜けると田園風景、畑しかないところでポツンと始めたというのが当社のスタートです。当時、台湾から賀来が防犯カメラを担いで持って帰ってきて、これをどうしていこうかという話をして、オンセールスという会社が出来上がりました。賀来が防犯カメラを持ち帰った理由が、幼少の頃、自転車を何台も盗まれたということ、家もそんなに裕福ではなく、自転車を盗まれるたびに親御さんから叱られる。犯人を捕まえてやるという思いで色々考えたけれども、なかなか犯人を捕まえられず悔しい思いをしたと。

それから社会に出て、いろんな事業をやる中にコインパーキング事業があり、当時、24時間365日、ロック板、精算機を使って無人で駐車できますというのが流行りだし、コインパーキングが世の中に非常に増えたんですね。しかし同時に犯罪も増えて、お金を払わずにロック板を踏み倒したり、精算機泥棒で、精算機の金庫を無理やり開けて持っていくというのが非常に増えた時期でした。

世の中のために作ったものを、犯罪者が持っていくというのが賀来としては許せない。対策を考えたときに、防犯カメラをつければ、それが目として抑止力となり犯罪も減るだろうし、もし何か起こったときも、それを警察および証拠として残すことで、二次被害、三次被害を未然に防ぐことができるんじゃないかと考え、防犯カメラ事業を始めたというのが我々のスタートです。

: 実際にその事務所、自分もお伺いしたことあります。カメラの設置工事をさせていただいて、すごく懐かしいですね。

西山:現在、生産拠点というのは福岡にすべて残しています。スマートシティラボという工場ですね。福岡に生産拠点を増やして、そこで雇用を生み出したいという思いもありますし、この安心安全の取り組みを福岡から世界に持っていきたい。

防犯カメラっていうのはAIが搭載しているものが主流になってきています。AIカメラって、この安心安全な社会で、防犯の未然に防ぐとか抑止だけじゃなくて、人の目に代わって、これからさまざまなところで活躍できると思うんですね。じゃあこれをどう社会に活用していったらいいのかっていうのが、我々だけじゃ考えきれない。そこを一緒に考える、そういった場にしていきたい。

: 最近はよくAIカメラも話題になりますが、お客様が望むものと提供できるものの温度差だったり、あと管理部分、運用に関してどうしていくかという課題もまだあると思ってて。本当に活用できればこれほど素晴らしいものはないとも思うので、自分たちも日々、勉強しながらやっていかないと、ついていけないところがあるぐらい、進化が目まぐるしいなと思っています。そのあたり、いろんな見識とか、勉強会みたいなものってやったりされてるんですか。

西山:そうですね。もちろん社内での勉強会は当然なんですが、パートナー様に対しての勉強っていうのも必要ですよね。例えばAIカメラにしても、「こういう機能ですよ」という勉強会は無論やっていますが、それだけだとAIカメラが普及しない。大きな理由って二つあって、一つは高い、もう一つは精度の認識の差。お客様が「こんなことができるんでしょう」って思ったことに対して、精度が足りなくて、「あれって、全然思ったようなことが実現できてないよね」となってしまう。それに対してこれだけの対価を払うのかっていうギャップがでてくると思います。ここを我々は少しずつ近づけていかないといけない。我々の製品だけじゃ実現が難しければ、いろんなものと組み合わせてやっていく。どういうパートナー様、どういう企業様と組むことで、今言った二つの課題を解決できるのかっていうことは考えています。お互いが持っているものを組み合わせることで、スピードとコストっていうのを減らしていきたいという思いで、日々やっています。

: 今後いろんな可能性があるということと、それが要望に応えられるものができたときに、どれだけまた地域貢献がそれだけ大きいものになっていくかっていうのは、まだこれから、夢がありますよね。

西山:そうですね。我々はAIカメラを新しい当たり前にしていきたい。新しい当たり前にすることで、もっとカメラが目として、いろんなことに活躍できるんじゃないかな。それがDX化って言われているところもそうですし、業務の合理化、省人化対策、いろんなことにカメラが活躍できるので、そういった世の中に向けて頑張っていきたい。

辻:御社が頑張って作り上げたものを、いかに世に広めていくかっていうのが自分たちの仕事だと思っているので、ぜひ一緒に。力添えと、いろいろご教示いただければと思います。

―今回、20歳以上の方500名を対象に、防犯カメラに関する意識調査をしています。

:現在、自宅の敷地内に防犯カメラを設置していますかという質問に対して、73.8%の方がまだ設置していないという現状ということがあります。地域別にみると設置しているのは三大都市圏がやはり多いですね。31%で、地方の政令指定都市が続いて18.9%。やっぱりそれだけ人が多いから犯罪も多く、防犯意識に繋がっているということなんですかね。とはいえ人がないから起こる犯罪というものもあるので、なんとかここを上げていかないといけないですよね。設置を検討中が7%いるっていうところも見ていきたい。近年、一般家庭に対して犯罪集団なんかが犯行に及ぶっていう事が、ニュースで大々的にあったりするとカメラの問い合わせも増えますよね。

西山: そうですね。世の中いろんなニュースがあった時に、そのジャンル、そのマーケットのお客様や地域からの問い合わせが非常に増えます。これは消費者の方だけじゃなくて、警察の方からも非常に多くて。なので「防犯カメラ、やっぱり付けとかないといけないよね」となってくる。事件は減らしていきたい、なくしていきたいという想いですが、考える機会にはなりますよね。

: 確かに。「設置してない」が7割以上あるっていうのが、個人的には非常に残念なので、もっと増えてほしいなって感じました。弊社の課題になりましたね。

「自宅周辺の防犯カメラの数が十分だと感じているかの結果が、十分だと思うのは8%、やや不足が24%、かなり不足していが約35%という結果です。

辻:カメラの設置に至らない原因は予算的なものも当然あるでしょうし。あと、どうしても未だに自宅にカメラを付けることに抵抗がある方もいらっしゃるので。抑止効果が高いとはいえ、“カメラ=監視”という考えが残っていて、ご近所との関係性を考えるのかもしれない。となりの住人さんとの関わりっていうのがなくなってきている中で、地域全体での防犯体制っていうところが、じゃあどうやっていくのかっていうところが課題だったり。

自宅周辺に防犯カメラが増えることを望みますかという質問もあります。「ぜひ増やしてほしい、23.8どちらかといえば増やしてほしい」と合わせると55%になります

辻:西山さんや自分がこの業界に入った時に、このアンケートを同じように取ると、「増やしてほしい」はおそらく2、3%ぐらいしかないですよね。

西山:プライバシーとか、個人情報を強く重視されている方が多かったので。ただ、伸びているとは言え、個人的には(増やしてほしいを)90%ぐらい欲しいなと思いますけどね。

辻:どちらでもないっていうのが4割近いですが、この方々が、おそらく何か被害に遭ったり、怖い経験をされたことがなくて、安全だなと思われているのかもしれないですけど。

西山:ここは自治体も含めて、我々業者もですが、もっともっと取り組みが必要なのかな。世の中の方がまだ防犯カメラに触れる機会が少ないのと、どちらでもない方が35%あるっていう。この人たちが「増やして欲しい」になると、8割以上、90%近い人が防犯カメラに望むということになるので、防犯カメラを身近に触れる活動っていうのを増やしていかないといけないな。

上海に行った時、防犯カメラがいたる所に付いているんですね。現地の防犯の専門家の方とお話をして、「防犯カメラ、今どうですか」って聞くと、やはり「年々増えていますよ」と。なぜ増えているかというと、もちろん国の施策がありますと。でも、住んでる方って、防犯カメラが増えることに対して抵抗感とかってどうなんだろうと思って。日本は「監視されているんじゃないか」って気にする方もいる。

上海はそういった意見は、若い人になればなる程ないそうで、逆にありがたいと感じている。

住んでいる人だけじゃなくて、観光客が例えばスマートフォンを落としたとか、忘れて行っちゃったとかで、昔の中国だともう取られて絶対戻ってこないってイメージしかない。でも今は、スマートフォンをどこかに置き忘れましたって言った時に、ほぼほぼ、帰ってくる。それは防犯カメラが、誰がどこに置いてたっていうのが瞬時に分かるので。私もそうなんですけど、観光で上海の街を歩いていて、昔は「怖いな、犯罪にあったらどうしよう」とか、そういった怖さがあったんですけど、正直、もう全く怖くないですね。カメラが見守ってくれているので、何かあっても大丈夫だと思っています。

辻:自分たちの立場としては、ぜひ日本もそうなってほしいと思うのですが、どうでしょうね。 もちろん時間かかりますよね。

西山:テクノロジーがこれだけ進化して、若い世代の方が防犯カメラに対しての意識、抵抗が20年前と違って薄れてきたので、私はこれからより加速すると思っています。日本もカメラっていうものが付くことに対しての抵抗感は、これからものすごいスピードでなくなってくると思います。

辻:変わっていくといいですね。

西山:変わっていってほしいし、変わっていくと思います。

辻:そこでなんとか寄与したいですね。

設置の壁はプライバシーよりもコストという結果が出ています。「カメラの設置について気になることはありますか」という質問に対して、50.2%の方が設置・維持コスト。次いでプライバシーになります。

西山:ここは国も自治体も含めて、助成をもう少し増やしていく。我々もそういった防犯カメラのメリットっていうのをもっと発信していかないといけないですし。ただ単に事件が起こった時に「防犯カメラあったらいいよね」っていうのが今一番のメリットみたいになってるんですけど、それだけじゃなくて、カメラを目としての有効活用をメーカーとしては強めていきたいというふうに思っています。

辻:カメラがほかの電化製品と唯一違うのが、使って効力があるものじゃないというか。自分もお客様のところにお伺いした時に、付けたはいいけども、全然使うことないよと言われるんですけど。「それが理想ですよ。ということは何もないってことですよね。」と言って。逆に「良かったですね」と。すごく変わった効果をもたらす。僕、そこはすごい面白いなとは思うんですけど。

西山:それが威嚇効果になってついているだけで犯罪を抑止しているのは間違いないので。本当そう思います。

プラスアルファで、誰もが気軽に簡単にAIカメラを設置してほしいという思いで、最近であれば熊検知もそうですよね。やっぱり結構ニーズがあります。

地域の安全のために税金や自治会費防犯カメラを設置することに賛成ですかという質問で、53.8%の方から賛成という回答をいただいております。

辻:反対が少ないのはもちろんありがたいというか、嬉しいことですけどね。どちらとも言えないっていう方が36.4%と非常に多いので…そこがまあ、日本らしいと言えばらしいんでしょうかね(笑)今までそういう経験がない、怖い思いがないとかっていうことでしょうけどね。

西山:そうですね、非常にいい傾向だとは思いますね。ただ、おっしゃるみたいに、どちらともいえないっていう、こういった方をより、防犯に対して興味関心を持っていただくような、そういった活動を僕らもっとやっていきたいなと思いますし、やっぱり行くことで、もっと安心安全な日本に、世の中にできるんじゃないかなっていうのは、このデータを見て思ったので。非常に良いデータですね。

辻:自分たちがそうやって続けていくことでね、また国や自治体がね、本当、補助金予算つけてくれてね、出してくれるのであれば、もっとね、設置も加速していくと思うので。

そうですね、なんとかね、そこに貢献していきたいですよね。

西山:カメラでできることっていうのを、もっと国・自治体に伝えていかないといけないなと。さっきおっしゃったみたいに、やっぱり防犯カメラって、なんか起こった時に証拠を取るだけでしょって、ほとんどの方は思ってるんですけど、いや、そうじゃないんですよと。今はもう、つけるだけでいろんな事に活用できますよっていう、テクノロジーの進歩っていうのを広めて、地域の方の意識っていうのを変えていけるんじゃないかなって思いましたね。

辻:半数以上はカメラに対しての変なイメージはないのかなと。いうところがあるんですけど、「どちらとも言えない」に回答されている方をどれだけ取り込めるのかなっていうのが、今後自分たちがやっていきたいことですし、あとはコスト面ですよね。やはりコストの負荷が結構大きいということで、金額面は自分たちがどんなに頑張っても難しいところあるんですけど、予算を国にも自治体にも付けてもらって、防犯カメラ設置を加速させていきたいと思わせていただくようなアンケート結果でした。非常に勉強になりました。

西山:そうですね、この25年かけて、監視カメラが「監視」っていうイメージから「防犯」というイメージに変わったのはすごく嬉しいっていうのは、このアンケートも出てる反面、やはりまだまだ防犯カメラの有効活用、まだまだ高いってイメージと、まあ必要ないんじゃないかな、怖い思いもそんなに周りしてないしっていう方がまだまだ多いので。身近な方が事件・事故に巻き込まれてほしくないので、そのためにも、我々もっともっとこのカメラっていうのを普及させていきたいなっていうのは思いましたね。

辻:ニュース・ネットしかりですけど、最近、地域で何かあると携帯で通知が来たりするじゃないですか。それだけ犯罪に対しての情報が入ってくるのですが、それによってすごく身近で犯罪が起こってるなっていうのも、増えてきている印象があります。自分の身にも、このままだったらいつか降りかかるんじゃないかなっていう不安になることはありますね。

西山:そういう思いの方を少しでも減らしたいですね。頑張っていきます。

それでは、今後の展望について、両社長から一言ずついただきたいと思います。まず西山社長からお願いします。

西山:アンケートデータを見ていても、我々がメーカーとして、何とかしていきたいという思いがより強くなりました。

我々は防犯カメラを使って世の中を安心安全にしたいという思いで、20年以上やってきました。今、AIカメラを新しい当たり前にしていきたい。誰もが気軽に簡単に手軽に設置できる、これを必ず実現させたいという思いがより強くなりました。そのためにも、防犯カメラの魅力やできることを伝えていきたいです。これから先、もっともっとカメラにAI機能が付いてきます。そうなると、カメラが自分で考えて犯罪者を捕まえるような世の中になります。これは我々のテクノロジーではもう実現可能です。

カメラをつけることで、倒れている人がいれば、カメラが自動的に判別して知らせてくれますし、不審な動きをしている人を検知して知らせることも、もちろん今できます。熊を検知して、熊が近づく前に未然にお知らせすることも可能です。飲食店では飲み物が減ったらそれをアラートすることで、省人化対策にもつながります。また、メーター検知のようなこともやっており、メーターで異常が起きたらアラートを出します。これはメーターだけでなく、飲食店や工場でも、機械の温度をサーマルカメラで可視化しています。コロナ禍でサーマルの技術は非常に上がり、一方で安くなりました。

メーカーとして安心安全なものを世の中にもっともっと届けて、安心安全社会に貢献していきたい。そういった思いを今日の対談でより一層熱く感じたので、引き続きそういった活動を頑張ってやっていきます。

辻社長、今後の展望をお願いします。

: 弊社のミッションは、防犯カメラを含めた防犯機器を通して地域社会の安全安心に寄与することです。もともと自分は、日本で一番防犯カメラを設置する業者でありたいという夢があります。防犯カメラに出会ってから、これは世の中に絶対に必要なものだという気持ちはずっと変わらず、それどころか増える一方です。自分たちが売りたいというより、とにかく世の中にカメラを増やしたいという思いが強いです。その理由もあって、弊社は全国での施工を受け持ち、同業他社さんや警備会社さんなど、カメラを取り扱っている業者様から施工だけの依頼も積極的に引き受けています。カメラが広まるのであれば、できることはやりますということで、施工を積極的に引き受けている状態です。

世にカメラを広めるために、当社にできることを精一杯やっていく。それは販売だけでなく、施工の面も含めて、やり続けることがすごく大事だと思っています。変わらずやり続けられる会社でいたいです。世の中にカメラが広がって、本当に犯罪が減る。なくなるのがもちろん理想なので、一切なくなる時代が本当に来るために、とにかく頑張っていきたいという思いを、創業当時から変わらず持ち続けています。社員一同、一丸となって頑張っていきたいところです。

西山社長、社長、両社長の対談でございました。ありがとうございました。

西山・辻: ありがとうございました。

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