秋に無防備になる住宅を「空き巣」から守る
関東エリアの防犯カメラ設置プロジェクトで400台設置を達成

犯罪検挙の約2割は防犯カメラがきっかけ、地域の防犯網拡大を目指す

防犯カメラの販売施工行う、タウンクロス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表:辻亮太、以下当社)は、防犯カメラの地域設置推進プロジェクト『みまもりカメラプラスワン』を関東エリアで展開しています。東京都内の不動産企業との連携もあり、プロジェクト開始から半年で、関東エリアへの設置数が累計400台に達したことをお知らせいたします。

秋の涼しさが招く「窓開け習慣」と侵入犯罪のリスク
涼しくなったことで冷房を使わず窓を開けて過ごす家庭が増えています。心地よい季節である一方、“窓開け習慣”が住宅を無防備な状態にし、侵入窃盗や空き巣被害のリスクを高めています。特に秋から冬にかけては、日没が早まり帰宅時間帯が暗くなることで、住宅街や通学路、駅周辺、夜間人通りの少ないエリアでの犯罪リスクが一層高まります。このようなエリアでは、犯罪抑止の”視線”としての防犯カメラの設置が急務とされながらも、導入コスト・設置管理の難しさ・設置主体の不明確さなどの要因によって、防犯カメラが未設置で犯罪の死角となる場所が各地に残されているのが現状です。
実際、警視庁の統計によれば、重要犯罪検挙件数9,918件のうち、防犯カメラから被疑者を特定したケースは1,918件に上り、約2割の犯罪検挙に防犯カメラが貢献しており(※)、防犯カメラの重要性が読み取れます。防犯は「個人や建物単位で完結させるもの」ではなく、「地域全体で守り合う仕組み」として捉え直すべきです。民間企業・自治体・住民・管理会社が連携し、”防犯インフラ”を広げていく構造づくりが求められています。
(※)警視庁:『令和5年の刑法犯に関する統計資料』P17 (https://www.npa.go.jp/toukei/seianki/R05/r05keihouhantoukeisiryou.pdf)

半年で一都三県に400台の防犯カメラを設置、通常の3倍のスピードで拡大
今回のプロジェクトは、当社の防犯カメラ設置事業『みまもりカメラプラスワン』を、東京の不動産管理企業のネットワークを活用して拡大するものです。このモデルは、防犯カメラを1セット購入いただいた顧客に対し、追加でもう1台無償で提供。その無料分のカメラを公道や共有空間に向けて設置してもらうことで、地域全体の防犯力を拡張する仕組みです。利用者負担なしで公道向けの防犯インフラを増強できるだけでなく、設置後も保守サポート付きで長期的に稼働する地域資産にすることが可能です。
2025年4月より関東エリア(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)での展開がスタートし、すでに通常の月間設置台数の約3倍のスピードで防犯カメラの設置が進んでおり、現在は400台のカメラ設置を実現しています。秋から冬にかけて窓を開ける習慣が増え、住宅が無防備になりやすい時期を迎える中、安全確保のニーズが高まっており、問い合わせ件数も上昇傾向にあります。今後は、自治体・地域パートナーと連携しながら、防犯カメラが標準装備されたまちづくりの実現に向け、さらなる地域展開を目指しています。

タウンクロス代表 辻のコメント
「犯罪解決に防犯カメラが貢献する事例をよく目にするようになりました。しかし、まだ多くの地域で防犯カメラが不足しているのが現状です。これからの季節、窓を開けて過ごす時間が増え、住宅が無防備になりやすくなります。『みまもりカメラプラスワン』は、個人の防犯対策が地域全体の安全につながる仕組みです。一台の購入が、“防犯網拡大”という地域貢献に変わる。この取り組みを通じて、誰もが安心して窓を開けられる街づくりを行っていきたいと考えています」

辻亮太

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